【葵S予想2017】エントリーチケット、前で競馬できれば

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13日(土)の京都競馬場10Rは葵ステークスが開催。今年は14頭が登録し、フルゲート割れ確定。3歳オープン芝の1200mの一戦だ。

メンバーは各馬一長一短で、当日までどの馬が1番人気になるか分からないような混戦模様で、まさにオープンと言う感じのレースだ。

中でも今回気になっているのは前走橘S(OP)で3着にエントリーチケットだ。勝馬ディバインコードとは半馬身差ほどの0.2秒差でほとんど差はなかった。かかる一面もあったが、何とか3着には食い込んでくれた。かかる気性のこともあるので常に安定して前へつけれるというわけではないが、今回1200mへ短縮されるのは気性の面から見てもプラスに働きそうだし、また前で競馬ができれば馬券圏内は堅い1頭ではないかと予想。

他にも、前走橘S4着のクインズサリナ、橘S6着だったビーカーリーなど、橘S組が上位人気として注目を集めている。後半の脚が魅力なクインズサリナに、高速馬場の1200mでは持ち味が生かせそうなビーカーリー。

この2頭はフィリーズレビュー(G2)→マーガレットS(OP)→橘S(OP)とローテが同じでレベルも似たり寄ったり。フィリーズレビューの時は申し訳ないがまっさきに切ったような馬。今回メンバーの中ではある程度人気を集めそうだが、個人的にはそこまで特別評価が高いというわけでもないので、今回は穴っぽいところを絡めながら勝負していきたいと思う。

穴で面白そうなのは前走500万下で初勝利をあげたばかりのダノンハイパワー。近4戦は全て1200mを走っており、8着→4着→2着→1着と着実に順位を伸ばしてきており、主戦騎手で鞍上の横山典弘騎手とも最近手が合ってきた印象。後方から伸びてきそうな馬で注意したい馬は何頭かいるが、中でも横山が手綱を握るこの馬は要注意しておきたいと思う。