【ヴィクトリアマイル2017予想】雨で馬場が渋った時に狙いたい3頭とは?
週末14日の日曜は東京競馬場の芝1600mでヴィクトリアマイルが開催されます。今週の東京の天気はあいにくの雨模様となっており、日曜当日の馬場状態が非常に気になるところです。
ある程度纏まった量の雨が降るみたいですので、当日の馬場はチェックしておいた方がいいでしょう。ということで、今回は注目の重馬場巧者を3頭ピックアップしてみました。
雨は歓迎!馬場が渋った時に注意したい重馬場巧者”3頭”!
まず1頭目はレッツゴードンキ。昨年のヴィクトリアマイルは10着と大敗。マイルも長そうですし、良馬場なら基本的には消したくなる馬。ただ、小雨のアルテミスSで2着、雨で重馬場となったチューリップ賞で3着、ダートG1のJBCレディスカップでは2着の経験もあり、前走の高松宮記念も小雨で稍重発表の中2着に健闘しているように、馬場が渋れば好走する確率が一気に上がりそうな一頭です。前日の雨は大歓迎。
枠は7枠14番と外目なので、逃げの手を打つようにも思えないし、内に入り込むのも難しそうです。となると中団からの競馬となると思いますが、平均ペースの中で足を残して最後一足を引き出す競馬が一番シックリきます。いずれにせよ、馬場に尽きます。
次にミッキークイーン。こちらは良馬場でも十分勝負ができる馬ですが、前走の阪神牝馬Sでは小雨降る重馬場を物ともせずに快勝。重い馬場でも強い競馬ができることを証明してくれました。
今回6枠11番と上位の中では一番外に入りましたが、内は先行馬が多いので中団の外目あたりで落ち着くのではないでしょうか。内で包まれるリスクを考えればこのあたりの枠でちょうど良かったかもしれませんね。
今回ミッキークイーンは1番人気最有力候補ですが、馬場が渋るならさらに信頼度はアップ。重馬場で2戦2勝と抜群の適性を誇っており、いずれのレースでも最速上がりを計時している様に、その自慢の切れ味が鈍る事もありません。
最後はアドマイヤリード。重馬場が得意なステイゴールド産駒らしい特徴をしっかり持っており、近2戦は2戦連続で重馬場で出走しており1→2着と好走中。前走の阪神牝馬Sではミッキークイーンに外から抜け出され2着に敗れましたが、3着馬のジュールポレールとの叩き合いを制す粘り強さは好評価。
末脚は強力な武器で、馬場が渋った中でも変わらない末脚が発揮出来れば良い勝負ができるでしょう。ただ、今回馬体が減っており状態についてはやや不安があるので注意が必要です。
過去の結果を見ると波乱傾向が強いヴィクトリアマイル。雨の影響で馬場が重くなるようなら、今年波乱を演出するのは重馬場巧者たちかもしれませんね。