ユニコーンステークスに繋がる一戦、青竜ステークス

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なかなか好メンバーが顔を揃えた青竜ステークス。6月に行われるユニコーンSと全く同じ舞台で行われる。好走組が多いが、かなり人気は割れそうだ。府中のマイル戦はパワーだけでは乗り切れない。スピードに、スタミナも要求される。

スピード・スタミナ・パワーこの3つが平均点以上ないとオープン以上では通用しない。下級条件であれば何かしら突出した能力でゴリ押しが通用したとしても、オープンになるとそれは厳しい。メンバーレベルにもよるが、今年の青竜ステークスは平均点以上のメンバー構成。

このメンバーの中からユニコーンSの覇者が生まれてもおかしくない。ユニコーンSには他の路線からも強敵が参戦してくるため、にここはしっかり勝っておきたいところ。重賞ではないので、1着馬のみ本賞金加算がされる。

ユニコーンSは例年、本賞金900万円の2勝組も抽選で出走出来る比較的通り易い抽選確率になる事が多い。それでも抽選のため、運が悪いと落ちてしまうため今後のローテーションに響いてしまい、とても痛い。抽選落ちを絶対に避ける方法はこの青竜ステークスを勝ってしまう事。勝てば本賞金順で出走確定になる。

ここは新緑の東京競馬場で砂の3歳オープンの熱い戦いが繰り広げられる。馬券的にも予想のしがいがある面白いレースだ。現状ではOPでもあと一歩の活躍を続けているシゲルベンガルトラが実績面では半歩リードといったところだが、一歩抜けるところまで行けていないのも実情。他の馬も巻き返しが十分可能だろう、ユニコーンSに向けてここで差をつけておきたい。