【葵ステークス予想2022】激戦区の抽選を突破した期待の2頭は?
今週土曜の中京競馬メインレースに組まれているのが、5回目の開催となる3歳オープンのG3・葵ステークスです。
芝を得意とする3歳馬の春の目標となるのは、桜花賞、皐月賞、NHKマイルカップ、オークス、そしてダービーとなりますが、スプリンターにとってはいずれも距離が長い点もあってか、フルゲート18頭に登録29頭と、大人気のレースとなっています。
収得賞金1000万以上の5頭が出走可能となっており、その下の900万集団に20頭がいるため、残りの400万集団の4頭は出走が絶望的という状況となっています。
抽選組の中でも出走が叶えば魅力的なのが、シゲルファンノユメとブレスレスリーです。
シゲルファンノユメは藤岡佑介騎手とのコンビ、ブレスレスリーは前走で勝利したデムーロ騎手とのコンビで挑む予定となっています。勝ち味に遅いものの、堅実な追い込みが魅力な1頭です。大崩れしたのは東京競馬場で行われた京王杯2歳Sの11着となっていますが、距離が1ハロン長かった可能性もあり得意の1200m戦なら、多頭数をさばければ台頭が期待できそうです。
一方、ブレスレスリーは先行力が魅力となっており、逃げて粘りこむか、2, 3番手から抜け出す競馬で安定感のある走りを見せています。小倉2歳Sでは6着敗退となっていますが、今年に入って2戦して3着、1着と崩れておらず、中京競馬場でも1戦1勝と結果を残していることから、展開次第となりそうなシゲルファンノユメよりも馬連の軸としてはこちらかもしれません。
過去10年のデータでは1番人気馬から人気薄までまんべんなく馬券に絡んでいることもあり、予想が難解なレースといえそうですが、昨年は13番人気のレイハリアが勝利していることもあり、穴馬の警戒には気をつけておきたいレースといえそうです。