【キーンランドC2017】去年4着のソルヴェイグ、ここは結果が求められる一戦

キーンランドCで注目しているのはソルヴェイグ。昨年の函館SSでは12番人気ながら1着になり、高い洋芝適性を示しました。洋芝適性が大きな課題となる北海道シリーズで洋芝実績は非常に大きな好材料の1つとなります。

今夏はどこを走るのかなと気になっておりましたが、今年は昨年4着だったキーンランドCに出走予定となっております。春は高松宮記念・ヴィクトリアマイルとG1戦を使い、高松宮記念は9着と大きく敗れましたが、距離が長いと懸念されていたヴイクトリアマイルは5着と善戦しています。

スプリンターズSでも3着の実績がありますし、G1でも勝ち負けできる実力の持ち主です。桜花賞が17着の惨敗でしたから心配されましたが、その後は上手く鮫島厩舎が立て直し、函館SSでの復活劇に繋がっています。それ以降勝ちはありませんが、競馬の内容そのものは悪くはありません。

今回、好走すればスプリンターズSへ大きな弾みをつけるかたちとなりますが、ここで賞金を加算しないと出走もおぼつかないので、陣営にそこまで余裕は無いでしょう。ここは全力で挑むしかありません。

昨年のキーンランドCは、序盤は先行勢が切り込んできたのに対して下げて5番手追走。3～4コーナーでは序盤で狭くなり進路確保に苦労する一面があり、伸びが足りずに4着という結果になりました。もう少しすんなり前のポジションが取れて、コーナーでもスペースを作ることができれば勝ち負けになるでしょう。

メンバーの出方次第というところもありますが、春は強い馬と戦ってきたのでメンバー落ちの今回はまさに絶好の買い時だと思います。枠順や馬場、調教などを見て最終的な判断をしますが、去年の同競走での実績、G1レースでの実績、今年のメンバー構成や陣営の置かれている立場考えれば、この馬が一番好走するのではないかと思えてきます。