【TUF杯2022予想】先行激化で後方からの伏兵馬にチャンス到来か？

今週から夏競馬本番シーズンとなり、舞台は福島、小倉競馬場へとかわります。

土曜福島メインレースに組まれているのが芝1200m戦で行われる3歳以上3勝クラスのTUF杯です。

開幕週の福島競馬場だけに、前目で競馬ができる馬が有利と思われますが、上位人気必至と目されるディープインパクト産駒のバルトリが休み明けかつ先行馬ということもあり、前がかりになる展開なら後方待機の無欲の馬の台頭も予想され、そういった意味で毎回ハマるわけではないですが、ハマるときは人気以上の着順に持ってきているキズナ産駒のロジーナに注目したいと思います。

栗東・佐々木厩舎の管理馬で今回は菅原明良騎手と久しぶりのコンビとなります。

芝1200m中心のローテが組まれており、後方待機から末脚勝負という競馬が信条ということもあり、不発のときは掲示板を外すシーンがあるものの、このクラスで頭差2着の実績もある馬です。ここ3戦が13着、8着、6着と掲示板に載れない内容が続いていますが、今回は叩き3戦目となるだけに、上積みが期待できそうです。

同じく後方待機策で虎視眈々と狙うワンスカイも戸崎騎手が引続き騎乗で怖い1頭となりそうですが、前走3着からの参戦ということもあり、ロジーナとはオッズの開きもありそうなだけに、馬券妙味の観点からも狙ってみたい1頭ですね。