【紫苑S予想2022】無念の除外から3か月のサウンドビバーチェ、ラスト一冠目指し落とせない一戦

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まだまだ残暑は厳しいですが気づけば秋競馬へ突入ということで、三冠最後へ向けたトライアルレースもいよいよ開幕となります。今週土曜中山メインレースは、3着までに秋華賞優先出走権が与えられるG3の紫苑ステークスです。

メンバーを見ますと、オークス2着から参戦の実績上位のスタニングローズと昨年の阪神JF勝ち馬のサークルオブライフに人気は集まりそうですが、いずれも収得賞金に余裕があるだけに、ここで権利取りをともくろむ陣営から狙ってみたいところです。

ということで今回は、素質は高いながらも順調さを欠いてきたドゥラメンテ産駒のサウンドビバーチェに注目しました。

今年1月に菜の花賞を勝利して2勝目を挙げて以降、チューリップ賞4着、オークス除外と結果を残せているとは言えませんが、中山コースとの相性はよくこれまで1戦1勝となっており、改めて見直してみたい1頭といえそうです。

オークス以来3か月ほど間隔をあけての登録となりますが、実際のレース間隔はチューリップ賞以降半年近く空くこともあり不安は残るものの、今回は横山武史騎手との新コンビで挑む予定となっており、新味にも期待してみたいところです。

昨年のこのレースの勝ち馬のファインルージュは、その後G1で安定した戦績を残しており、過去10年の勝ち馬にはディアドラやノームコアといった、海外G1でも存在感を示した大物牝馬が誕生しているレースだけに、今年の勝ち馬にも注目したいですね。