チャレンジカップ(2017)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週から阪神競馬が開催となります。2日（土）は芝2000mで「チャレンジC」が開催されます。2012年に開催時期が9月→12月に変更となり、距離も2000m→1800mへと変更になりました。しかし、今年から距離はまた2000mに戻り、ハンデ戦も別定戦へと変更となります。

施行時期は変わらないものの、外回りの1800mから内回りの2000mへと変更された点や別定戦となったことで傾向は今年から変わってくることが予想されます。傾向の分析としては当てはまらない点も出てくると思いますが、今回は1800mで行われた2012年～2016年の過去5年間のデータをもとにチャレンジCのこれまでのレースの傾向を見ていきたいと思います。

穴馬の激走が多く、波乱傾向が強いレース

1番人気は2勝のみと不振。単勝オッズ15.0～19.9倍の馬が最多の3勝をあげており、50倍以上の穴馬も3頭絡むなど、波乱の決着が目立ちます。2015年を除けばすべて10万馬券以上の配当が飛び出していることからも、波乱傾向の強いレースと言えるでしょう。

【該当馬】単勝オッズ15.0～19.9倍の馬（下記「予想オッズ」を参考）：
デニムアンドルビー
ジョルジュサンク

予想オッズ

出走予定馬と独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

内枠不振の傾向、脚質は差し馬が好成績

コースは阪神競馬場の芝1800m。最初のコーナーまでは約665ｍと長く、極端な枠順の有利不利は発生にしにくいですが、1～3枠からは勝ち馬が出ておらず内枠が苦戦しております。最多の2勝をあげている5枠は、複勝率も50%と一番高く好走しております。

脚質は差しが決まっております。直線が約474mと長く、中山競馬場に次ぐ勾配のキツさを誇る急坂があることも要因と考えられます。

今年からコースは内回りの2000mへ変更となります。枠順や脚質の傾向は大きく変わってくる可能性が高そうです。よろしければ阪神競馬場・芝2000mの傾向をご覧ください。

馬体重は「-3kg～+3kg」が好成績。馬体重の増減10kg以上の馬からは勝ち馬はゼロ

馬体重は「-3kg～+3kg」が好成績。馬体重の増減が10kg以上の馬からは勝ち馬は出ておりません。馬体重は増減が少ない馬が好走しております。

3歳、5歳の関西馬に注目

3歳と5歳が最多の2勝をあげております。3着内は4歳と6歳の方が好成績なので2,3着で狙うのが良さそうです。所属は関西馬が中心となります。

【該当馬】3歳の関西馬：
サトノクロニクル
ブレスジャーニー

5歳の関西馬：
プリメラアスール
マキシマムドパリ
マサハヤドリーム
レッドソロモン

前走5着内だった馬が中心

馬券圏内が最も多いのは福島記念ですが、前走はどのローテーションも1勝ずつとなっております。前走着順は過去5年の3着内15頭中10頭が前走5着内だった馬でした。

【該当馬】前走5着内だった馬：
スーパーマックス（韓国岳賞・1着）
ニシノジャーニー（精進湖特別・5着）
マキシマムドパリ（エリザベス女王杯・4着）
メドウラーク（アンドロメダS・3着）

騎手は「M.デムーロ」に注目

騎手は1勝ずつで並んでおりますが、1着1回、3着1回のM.デムーロ騎手に注目。

【該当馬】M.デムーロ騎手の騎乗予定馬：
サトノクロニクル