【ディセンバーS2017予想】ホープフルS勝ち馬ハートレーが約2年ぶり生まれ変わって復帰!
昨年のクラシックを賑わした皐月賞馬のディーマジェスティも気がつけば種牡馬入りしました。皐月賞では8番人気の1着入線ということで穴馬とも言える扱いでしたが、飛躍のきっかけとなったのは前走共同通信杯でした。ここでも6番人気という低評価を覆しての優勝となったわけですが、そのときの1番人気だったのが2015年ホープフルステークス勝ち馬だったハートレーでした。
サンデーレーシングでの募集価格1億円ということで、今年の皐月賞馬アルアインと同レベルの期待を受け、2歳時まで結果も出していた馬です。3歳初戦に選んだのが共同通信杯で、東京コースはデビューでも優勝しており単勝1.9倍と抜けた人気を受けていたにも関わらず人気を大きく裏切る10頭立ての9着と大敗を喫しました。
その後、跛行発症で皐月賞を回避したかと思えば続けざまに左第1指骨々折が判明し、クラシック戦線をあえなく離脱することになりましたが、この度およそ22ヶ月に及ぶ沈黙を破りようやく復帰が決まりました。今週日曜日の中山メインレースとなるディセンバーステークスに、せん馬となったハートレーが出走いたします。鞍上に迎えるのはホープフルSでも手綱を取ったボウマン騎手。昨年のホープフルSから今年のダービー馬が出たこと、出走したホープフルSで退けたロードクエストが後に京成杯オータムハンデキャップで優勝したことなどから、ハートレー復活を待望していたファンも少なくないでしょう。
対戦相手には天皇賞(秋)にも出走し、こちらも蹄葉炎による長期離脱から見事復帰を果たしたグレーターロンドンや、OPで連続2着を続けているストロングタイタンなど、メンバーの揃った印象を受けます。ハートレーにとって叩き台となる一戦か、評判馬がじっくり仕上げに仕上げた一戦となるのか、願わくば素質の片鱗を再度見せてもらいたいものです。