角居厩舎、2021年2月で解散が決定

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日本を代表するトップトレーナーの1人、角居勝彦調教師(53)が2021年2月をもって調教師免許を返上することが明らかになった。

角居厩舎と言えば、牝馬でダービーを制したウオッカや、ドバイワールドカップを日本馬として初勝利をあげたヴィクトワールピサなどを輩出している名門厩舎だが、調教師である角居師は、3年後の2021年2月で厩舎を解散することを発表した。

解散の理由については実家の「天理教を継ぐため」と角居師はコメント。実母が体調を崩したこともあり、地元の石川県へ戻り、代々受け継ぐ天理教の仕事に従事することを決めたと説明した。

昨年2017年に生まれた現1歳馬が挑戦する2020年のクラシックが、角居師にとっては最後のクラシック挑戦となる。今後馬を預かるとなると、クラシックが行われる重要な3歳時に転厩となってしまうため、馬主に対する配慮からこのタイミングで発表することとなった。