【マイラーズC予想2018】弥生賞馬カデナ、復活の大激走か!?
安田記念を狙うマイラーのステップレース「マイラーズカップ」が今週日曜日に京都競馬場で行われます。
昨年のマイルチャンピオンシップでハナ差の2着となり、今年こそG1初制覇を果たしたいエアスピネルを筆頭に、同レースで3着に好走したサングレーザー、フランケル産駒で阪急杯2着のモズアスコット、今年の京都金杯の覇者ブラックムーン、昨年のエプソムカップの覇者ダッシングブレイズ、3月に行われた六甲ステークスの1着馬ロジクライと2着馬グァンチャーレなど、実績馬から好調馬まで多種彩々なメンバーが揃いました。
その中今回注目しているのは、4歳馬のカデナです。3歳時に弥生賞を勝ち、一躍クラシックの中心に名乗り出たものの、その後は皐月賞9着、ダービー11着、神戸新聞杯9着、さらに秋の天皇賞に挑戦して16着と惨敗が続きます。今年に入っても中山金杯10着、東京新聞杯14着と弥生賞以後は最高着順が9着と燦燦たる結果に終わっています。
着順は確かに悪いですが、これまで戦ってきた相手が強かったということもあります。今回のマイラーズカップはG2の格ではあるのですが、これまでの相手と比べると格下になります。エアスピネルやサングレーザーは、確かにマイルチャンピオンで上位に来るだけの実力の持ち主ですが、両馬とも今年初めてのレースという不安点があります。一方のカデナは叩き3走目。一般的に一番走るタイミングとも言われています。
また、好調馬達も重賞ではなくオープンでの成績ですし、金杯を勝ったブラックムーンも金杯の前のレースではオープンで5着と敗れています。そう考えると、負け続けているとは言え強い相手と闘い続けたカデナが結果として上位に進出することは十分にあるでしょう。
ということで、今回のマイラーズカップは弥生賞を勝った実績のあるカデナが、メンバーの各が下がる叩き3戦目のタイミングで大激走することを期待して、勝負したいと思います。