【東海S2016予想】インカンテーションに黄色信号?

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G1で2着の実績もあるインカンテーション。大野騎手から内田騎手にスイッチしてから2戦、まだ連を外していない安定感を誇ります。昨年の平安S以降長いお休みをいただいて、久しぶりの復帰初戦がこのレース。想定では1番人気をロワジャルダンと競う形になっています。

ですが、このレース、インカンテーションには高い壁が立ちはだかります。それを証明する過去のデータをご紹介しておきましょう。中京競馬場に移ってから3年のデータなのでまだまだ浅いですがまずはご覧ください。

まず1番人気ですが、これまですべて複勝圏内。これまでの1番人気はホッコータルマエ、ニホンピロアワーズ、コパノリッキー。続いて年代別の分析。ここでインカンテーションに壁があります。なんと6歳馬は過去3着以内すらないというデータ。13頭出走してすべて撃沈。インカンテーションが1番人気になったとするとデータ的には矛盾が生じてきますが、果たしてどうでしょうか。

では買いのデータとは何か。6歳馬は壊滅状態ですが7歳以上の高齢馬の活躍が目立ちます。連対率25%。今年の人気馬ではマイネルバイカ、ローマンレジェンドが該当です。続くのが5歳馬。18%とまずまずです。印がつく馬の中での該当はロワジャルダン、ストロングサウザーあたりになります。続いて脚質ですが、先行馬の成績がいい。こちらも連対率25%。

以上のことからデータをまとめると、「7歳以上の高齢馬or5歳馬」「先行脚質の馬」ということになります。

記述の馬で該当はマイネルバイカとストロングカイザー。どちらもそこまで人気はしないはず。マイネルバイカは川崎記念の可能性もあるそうで、そうなるとストロングカイザーに期待したいところです。