皆さんの渾身のレースはどのレースですか?
長く競馬をしていると、ビギナーズラックというものが本当にあるのだということを実感することが多々あります。そんな私が競馬を始めた時にもビギナーズラックを授かりました。それは1995年の宝塚記念の日、東京競馬場に行きました。会社の先輩に初めて競馬場に連れて行ったもらった時にはこんなに広いのかと驚きました。その先輩が【コクトジュリアン】と言う馬のファンで当時まだニュージーランドTが6月に行われていた時でした。私は幾ら位かけたらいいのかわからず、取り敢えず2万円を馬券代に持っていきました。もう21年も前の話です。結果的に勝てたので楽しかったですが、【ライスシャワー】の競走中止、予後不良が残念でした。
皆さんもこれまで競馬を初めてから様々なシーンに巡りあってきたと思います。時にはいい思い出もあり、時には悔しい思いをした事もあると思います。競馬が楽しいのは予想する時間。この時間はあっと言う間に過ぎていきますね。その為、競馬が根っから好きな人は土日は寝不足気味なんですよね。あっと言う間に予想に没頭していたら、日付をまたぎますからね。
馬券が的中すると喜ばない人はいないと思います。トリガミでもない限り。その的中を喜べるのも不的中で悔しい思いをしたからこそ、喜びが倍増するのです。毎回、馬券が的中する人はいませんし、もしそんな事があったら、競馬の面白さがなくなってしまいます。不的中あっての的中馬券の喜びがあるのを忘れてはいけません。
皆さんが記憶に残るレース。そしてこれが会心の一撃のレースはあると思います。別にメインレースじゃなくても全然いいのです。皆さん何故メインレースを気にするかと言うと的中自慢がしやすいからです。昨日の・・・このレースがメインだと昨日のメインで通用します。それが、午前中の未勝利戦だと、説明するのが大変なだけです。
私の会心のレースは3歳未勝利戦です。人気馬が全部逃げ先行。前が潰れればと思い500円で穴を買ったら本当に前が潰れて万馬券です。競馬は額面とかじゃないのです。如何に記憶に残るかです。丁度この日は成人式の日で成人式前に友人とWINSに寄ったのです。額なんて100円でもいいのです。その人の胸に刻み込まれたのなら。それが競馬と言うものです。レートはその人の自由。好きなレースも未勝利でもG1でもなんでもいいのが競馬です。