【小倉記念2018予想】夏は得意のサンマルティン、いち早く小倉入りし臨戦態勢はバッチリ!

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例年以上に暑い夏が到来し、人も馬も夏バテしそうな気候が続いていますが、関西で夏競馬と言えば、やはり小倉競馬場の開催でしょう。先週から開催が始まった小倉競馬場の平地重賞の一発目として、小倉記念が日曜日に行われます。

小倉競馬場は数少ない平坦なコースの競馬場と言うこともあって、独特のレース展開は毎年の夏の風物詩として個人的にも楽しませていただいております。そんな小倉競馬場でのハンデ重賞となれば、面白さも倍増です。

今年は暑すぎる気候が災いしてなのか、出走頭数が12頭と少ないようです。暑すぎる夏の輸送も大変でしょうし、体調管理も難しいところでしょう。そんな中で注目しているのは、夏競馬は毎年参加しているサンマルティンです。

サンマルティンは昨年の小倉記念で2着に好走しているので有力馬なのは間違いないところなのですが、単純に今年の成績だけを見てみると、前走半年ぶりで出走したオープンの都大路ステークスを勝ったのみとなっております。鳴尾記念を勝ち宝塚記念にも出走したストロングタイタンや、その鳴尾記念でストロングタイタンの2着となったトリオンフ、前走七夕賞を勝ったメドウラークや同レース2着マイネルサージュ、阪神大賞典で2着のサトノクロニクル、福島牝馬を制したキンショーユキヒメといった重賞で好走してきた馬と比べると、どうしても劣ってしまいます。

しかし、サンマルティンはメンバーの中でいち早く小倉入りし、唯一調教を小倉競馬場で行っている馬でもあります。単純に考えても輸送がないことは有利でしょうし、この暑い気候を考えても、暑い小倉の気候に慣れておくことができるというのは、かなり有利と言えます。

デビューは夏の新潟でしたし、過去に7月8月で3戦して2勝2着1回と暑い夏の時期でも実績を残しております。今回の56kgも過去3戦して未勝利ながら57kgで4勝しているので、重すぎるということはないでしょう。

今年はまだ1戦のみで余力もたっぷり。オープン勝ちからこの重賞を制することができれば、秋のG1戦線でも姿を見られる可能性も。ということで、猛暑の中で開催される小倉記念は、夏競馬の常連サンマルティンが昨年の雪辱を果たしてくれることに期待したいと思います。