関屋記念(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週末はサマーマイルシリーズの第2戦、「関屋記念」が新潟競馬場で開催されます。

昨年の2着馬ウインガニオンはサマーシリーズのチャンピオンになり、一昨年の勝ち馬ヤングマンパワーは同率1位となったものの3頭もいたためチャンピオンの該当はなしとなり、その前の年の勝ち馬レッドアリオンも同率1位でしたが2頭だったためサマーシリーズのチャンピオンに輝きました。このように、近年の同シリーズチャンピオンはいずれも関屋記念で2着以上に入着した馬でした。関屋記念はチャンピオン争いの行方を占う重要な一戦とも言えそうです。

今回は過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に関屋記念のレース傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気馬が堅実、波乱度は低め

過去10年の3着以内馬延べ30頭中20頭は「5番人気以内」の馬でした。「8番人気」以下は連対馬（2着以上）が0頭となっており、上位人気馬が比較的堅実なレースをする傾向にあります。10万馬券以上の配当は過去10年で3回と少なく、波乱度は低めです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠有利」＆「逃げ馬」が好走傾向に

コースは新潟競馬場の芝1600mを使用。「7枠」と「8枠」が最多の4勝ずつをあげており、3着以内馬延べ30頭中15頭は「7枠」と「8枠」の馬でした。外枠が有利な傾向となっております。

脚質は「逃げ」と「先行馬」が最多の3勝ずつをあげており、前目で競馬をする馬が好走傾向にあります。とくに「逃げ馬」は勝率、連対率、複勝率の全てがトップで好成績です。

該当馬逃げ馬候補

エイシンティンクル
ウインガニオン
ショウナンアンセム

■馬体重は「-9kg～-4kg」に注目

馬体重は最多の4勝をあげている「-9kg～-4kg」に注目。馬体重の増減は減っている馬の方が好走しております。

■「5歳馬」に注目

年齢は最多の5勝をあげている「5歳馬」に注目。性別は「牡馬」が中心となります。馬券に絡んだ4頭の「牝馬」はいずれも5番人気内の馬でした。所属は関西馬も関東馬もそこまで成績に差はありません。

■前走は「中京記念」に注目

前走は最多の2勝をあげ、馬券圏内の頭数が一番多い「中京記念」に注目。前走着順は6着以下から7頭もの勝ち馬が出ており、前走大敗から巻き返す馬も少なくありません。前走で大敗した馬も警戒が必要です。

■騎手は「北村宏司」に注目

騎手は唯一2勝をあげている「北村宏司」に注目。