エルムステークス(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週末の札幌競馬場の日曜メインは「エルムステークス」です。夏競馬に行われる3歳以上のダート重賞は、7月のプロキオンステークスとこのエルムステークスのみです。

昨年の勝ち馬ロンドンタウンはその後韓国へ遠征し、コリアカップを優勝。2着馬のテイエムジンソクはその後みやこステークスを制し、チャンピオンズカップでも2着に健闘するなど、秋の大舞台を目指す馬が参戦してくる注目の一戦です。

今回も過去10年間のデータをもとに、人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にエルムステークスのレース傾向を探っていきたいと思います。

■人気上位は堅実、波乱度は低め

馬券に絡んだ3着内馬延べ30頭中21頭が「5番人気内」の馬でした。10番人気以下の穴馬では2頭の馬が過去10年で絡んでおりますが、基本的には上位人気馬による堅実な決着となる傾向が強いです。配当が10万馬券以上となったのは過去10年で2回のみと少なく、波乱度は低めです。

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

コースは札幌競馬場のダート1700mを使用。枠は「4枠」が最多の3勝をあげており、勝率・連対率・複勝率全てがトップです。脚質は最多の6勝をあげている「先行馬」が好走傾向にあります。

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、函館競馬場で行われた2013年と新潟競馬場で行われた2009年を除いた8回分のデータです。

該当馬先行馬候補: ハイランドピーク
ドリームキラリ
リーゼントロック
アンジュデジール
ノーブルサターン
ディアデルレイ
ブラゾンドゥリス
モンドクラッセ
モルトベーネ

馬体重は最多の6勝をあげている「-3kg～+3kg」に注目。馬体重の増減は、増えている馬も減っている馬も差はありません。

馬体重増減データ
馬体重増減	1着	2着	3着	4着以下
～-20kg	0	0	0	0
-19～-10kg	1	0	2	14
-9～-4kg	1	2	1	28
-3～+3kg	6	6	5	33
+4～+9kg	2	1	1	13
+10～+19kg	0	1	1	8
+20kg～	0	0	0	1
不明・初出走・未更新	0	0	0	1
今回減	4	6	5	48
同体重	3	1	3	16
今回増	3	3	2	33

年齢は最多の5勝をあげている「4歳馬」が、勝率・連対率・複勝率がトップです。性別は「牡馬」が中心で、所属は関東馬も関西馬も大きな差はありません。

性別データ
性別	1着	2着	3着	4着以下
牝馬	0	0	0	7
牡馬	10	10	10	98

前走は最多の2勝をあげ、馬券圏内の頭数が一番多い「しらかばステークス」に注目。前走着順は「1着馬」が最多の5勝をあげており好成績。

騎手は最多の5勝をあげている「岩田康誠」がダントツで好成績です。