【天皇賞春2026予想】矢作厩舎2頭出し、執念の一戦
公開: 2026/05/01 19:22(更新: 2026/05/01 21:58)

日曜の京都メインは春の長距離王決定戦「天皇賞春」が行われる。
当初注目を集めていたダイヤモンドステークス勝ち馬のスティンガーグラスが回避となった点は惜しまれるが、それでも見どころは十分。昨年の覇者ヘデントールは連覇を狙って参戦予定で、京都記念をひと叩きしての臨戦過程は順調そのもの。ルメール騎手とのコンビ継続も心強く、王者としての貫禄を示せるかが焦点となる。
新たな主役候補として浮上するのがアドマイヤテラだ。菊花賞・3着の実績を持ち、古馬になってからは目黒記念、阪神大賞典を制覇と着実に力を伸ばしてきた存在である。長距離適性はすでに証明済みであり、充実一途の今ならG1制覇に手が届く位置にいると言って良いだろう。武豊騎手にとっても2017年キタサンブラック以来となる春の天皇賞制覇がかかる一戦であり、勝負気配は濃厚だ。
矢作厩舎の2頭出しにも注目が集まる。主戦の坂井騎手がアメリカ遠征中のためいずれも乗り替わりとなるが、サンレイズソレイユには池添騎手を確保。キズナ産駒で、姉にカレンブーケドールを持つ良血馬であり、血統的な裏付けは十分だ。池添騎手はかつてカレンミロティックでキタサンブラックと接戦を演じており、長距離G1での経験値も高いだけに侮れない存在となる。
もう1頭のシンエンペラーも軽視はできない。サウジ遠征帰りの初戦となるが、岩田望来騎手との新コンビで臨む点は注目材料だ。京都芝コースは1戦1勝と相性の良さを示しており、舞台適性の高さは魅力。遠征帰りという不安要素を克服できれば、上位争いに加わる力は十分にあるだろう。
連覇を狙う王者か、新星の台頭か、それとも伏兵の一撃か。長距離戦らしく展開ひとつで結果が大きく変わる天皇賞春。スタミナと底力が試される激戦となるのは間違いなさそうだ。

