【JRA】フロステッドが安楽死、急性蹄葉炎のため
公開: 2026/04/16 11:53

米ケンタッキー州のジョナベルファームで繋養されていた種牡馬フロステッドが、急性蹄葉炎のため安楽死処分となった。世界的競馬組織ダーレーが4月15日に発表した。14歳だった。
フロステッドは父タピットの芦毛馬で、ゴドルフィンの自家生産馬としてデビュー。現役時代は2016年のメトロポリタンハンデキャップ(メットマイル)、ホイットニーS、ウッドメモリアルSと米国G1を3勝。中でもメトロポリタンHでは1分32秒73のレースレコードを樹立し、史上最大となる14馬身1/4差の圧勝劇を演じ、その名を世界に刻んだ。通算成績は19戦6勝、総獲得賞金は397万2800米ドルにのぼる好成績。
引退後は種牡馬としても活躍し、スピード能力に優れた産駒を多数送り出した。日本でも産駒は存在感を示しており、ジャスパークローネが2023年のCBC賞、北九州記念を制覇。つい先日の15日には、地方でドラゴンウェルズが大井の東京スプリント(Jpn3)を制し重賞初制覇を飾るなど、その血は日本競馬にも確かな足跡を刻んでいた。
ゴドルフィンのD.プライド氏は「深い悲しみに包まれている。このような厳しい状況下では他に選択肢がなかった。並外れて素晴らしい競走馬であり、種牡馬としても優れた実績を残した。長年にわたりジョナベルファームを訪れる多くのファンに愛された存在だった」とコメントを発表。
なお、フロステッドの遺体はジョナベルファームに埋葬される予定。世界の競馬界に強烈なインパクトを残した名馬の旅路は静かに幕を下ろしたが、その血統と記憶は今後も多くの競走馬たちに受け継がれていくだろう。フロステッド号のご冥福をお祈りいたします。

