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阪神牝馬S大敗のアスコリピチェーノ、臀部損傷で放牧へ

公開: 2026/04/15 17:13

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阪神牝馬S大敗のアスコリピチェーノ、臀部損傷で放牧へ

重賞戦線で実績を誇るアスコリピチェーノにアクシデントが判明した。前走の阪神牝馬ステークスで最下位10着に敗れた同馬は、レース後に左臀部へ腫れが確認。4月15日に美浦トレセン内の診療所で精密検査を受けた結果、臀筋繊維の損傷による内出血が原因であることが明らかとなった。骨盤部分に異常は見られなかった点は不幸中の幸いといえる。

前走の阪神牝馬Sは、昨年のマイルチャンピオンシップ以来の実戦であり、G1・2勝の実績から2番人気に支持されていた。しかしレースでは道中の追走に苦しみ、直線でも反応は鈍く、ブービーから5馬身も離されるまさかの最下位に大敗。騎乗した坂井瑠星騎手も「追走が忙しく、勝負どころの反応もひと息だった」と振り返り、敗因がはっきりしない内容であった。

だが、今回の検査結果によりパフォーマンス低下の要因がはっきりした形となる。レース前後にかけて発生した臀部のダメージが走りに影響していた可能性は高く、能力を出し切れなかった一戦であったといえる。

今後は近日中にノーザンファーム天栄へ放牧に出され、改めて状態の確認と回復に専念する予定。幸いにも骨への異常は認められておらず、適切なケアを施せば復帰への道筋は描ける状況だ。

G1を2勝している実力馬だけに、このまま終わる存在ではない。今回の敗戦は明確な要因があったことで悲観する必要はなく、立て直し次第では再び重賞戦線の主役へ返り咲く可能性は十分にある。まずはしっかりと治療に専念し、万全の状態でレースに出てくることを楽しみに待ちたい。

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