【目黒記念2026予想】上がり馬キングスコール、ブリンカー装着で一変なるか?
公開: 2026/05/30 04:00

日本ダービーの熱気が残る日曜東京競馬場で、伝統のハンデ重賞・G2「目黒記念」が行われる。芝2500mで争われる長距離ハンデ戦であり、宝塚記念を見据える実績馬と、ここで賞金加算を狙う上がり馬が激突する注目の一戦だ。
今年は14頭立てでの開催予定となっているが、ハンデ差は54kgから57.5kgと比較的差が小さい構成。極端な軽量馬による波乱というより、純粋な能力勝負になる可能性が高そうだ。
その中で注目したいのが、ドゥラメンテ産駒の4歳牡馬キングスコールだ。
キングスコールは新馬戦を快勝後、約半年ぶりとなったG2・スプリングステークスでいきなり1番人気に支持され3着。当時から高い素質を評価され、その後は皐月賞にも駒を進めた実力馬だった。
しかし、その後は思うように結果が出ず、京都新聞杯7着後は条件戦で足踏み。1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスを突破するまでに時間を要した。
それでも、前走の3勝クラス勝ちはこれまでとは一線を画す内容だった。直線では一度脚色が鈍ったように見えたが、坂を上がってから再び加速。そこから力強く差し切った走りは、眠っていた素質がいよいよ本格化したことを感じさせるものだった。
その変化の要因として注目されるのが、前走から着用したブリンカーだ。これまでにもさまざまな馬具を試してきた馬だが、ようやくフィットする形を見つけた可能性がある。集中力が増したことで、本来持っていた能力をしっかり発揮できるようになってきた印象だ。
さらにキングスコールは、一度好走すると続けて走るタイプでもある。これまで3着以内に入った次走では、再び3着以内を確保しており、好調時にパフォーマンスを維持できる強みがある。前走勝利の勢いを考えれば、今回も高いパフォーマンスが期待できそうだ。
実績馬が揃った今年の目黒記念だが、勢いと成長力という点ではキングスコールの存在感は大きい。ブリンカー効果で素質開花ムード漂う今なら、重賞初制覇まで一気に突き抜けても不思議はない。ダービーデーを締めくくる伝統重賞で、新たな主役誕生となるか注目だ。

