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【天皇賞春2026予想】主役はアドマイヤテラ、距離適性も高速馬場も問題なし

公開: 2026/04/29 17:02

中央競馬
【天皇賞春2026予想】主役はアドマイヤテラ、距離適性も高速馬場も問題なし

主役は前走の阪神大賞典を快勝したアドマイヤテラである。長距離路線の主導権を握る存在として、ここでも中心視は揺るがない。

前走の阪神大賞典は、前半62秒5―中盤61秒2―後半58秒3というコースレコード決着。前半は例年よりやや速い程度だったが、中盤から12秒台前半のラップが続く持久力勝負となり、ラスト3F34秒5も過去10年で2番目の速さを記録したハイレベルな一戦だった。その激戦を人気に応えて制した内容は高く評価できる。武豊騎手は「1番枠だったのでスタートを決めたかった」と振り返るが、実際には好発を決めつつも無理せず中団インで脚を温存。ロスのない完璧な立ち回りで勝利を引き寄せた。

展開や相手関係に恵まれた側面はあるにせよ、それでもあの厳しい流れを押し切った内容は強い。さらに昨年の菊花賞では外枠から自ら動く形で3着に好走しており、内で脚を溜める競馬に限定されない自在性も持ち合わせている点は大きな強みだ。

京都コースとの相性も良好で、これまで5戦2勝。菊花賞3着の実績からも舞台適性に不安はなし。距離3200mも問題なく、むしろスタートに課題を残していた同馬にとってはプラスに働く条件である。近走ではスタート面の改善も見られており、成長力も顕著だ。

最終追い切りでも状態の良さは際立った。前週までに十分な負荷をかけたうえで、当週は軽めの調整。それでも大きなストライドで伸びやかに加速し、バランスの取れたフォームのまま鋭く駆け抜けた。6F81秒9―1F12秒0と、仕上がりの良さを示す内容で最終リハーサルを終えている。

昨秋はジャパンカップでの落馬競走中止、有馬記念11着と結果を残せなかったが、長距離戦で本来の持ち味が完全に蘇った。菊花賞では後の天皇賞・春覇者ヘデントールに鼻差まで迫る3着と実力は証明済み。心身ともに充実期を迎えた今、ビッグタイトル奪取へ向けて視界は良好である。ここは主役の座を譲らない一戦となる。

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