ディープモンスター香港G1へ、J.モレイラとの新コンビで世界に挑戦
公開: 2026/04/29 18:28

カタールのアミールTを制したディープモンスターが、次なる舞台として香港G1「チャンピオンズ&チャターカップ」に挑むことが明らかになった。鞍上には新たにJ.モレイラ騎手を迎え、世界の強豪が集う一戦へ臨むことが決定。所属するクラブの発表により、8歳馬ながらなお進化を続けるベテランの海外遠征が正式に動き出した。
同馬は昨秋の京都大賞典で待望の重賞初制覇を果たすと、今年2月にはカタールのアミールTを勝利。遅咲きながらも着実に実績を積み重ね、現役のディープインパクト産駒として唯一の重賞勝ち馬となっている。年齢を重ねても衰えは見られず、むしろ充実期に入った印象すらある。
今回の遠征には明確な理由がある。池江調教師は「2400mは欲しい馬」と語り、日本では適した条件が限られる点を指摘。スタミナを生かせる舞台を求めた結果、香港の芝2400m戦に白羽の矢が立った形だ。実際、長めの距離でこそ持ち味が発揮されるタイプであり、条件面は合致していると言って良い。
チャンピオンズ&チャターカップは香港三冠競走の最終戦に位置づけられる重要なG1だ。今年はクイーンエリザベス2世Cを制したロマンチックウォリアーも参戦を予定しており、極めてハイレベルな戦いが予想される。数多くの日本馬が跳ね返されてきた香港の壁は依然として厚いが、充実著しい今だからこそ、G1の舞台でも通用する可能性は十分。
栗東トレセンに帰厩し、すでに本番へ向けた調整もスタート。モレイラ騎手との新コンビがどのような化学反応を見せるかも大きな注目点となる。

