【JRA】ラフターラインズはオークスへ、福島ノーザンファーム天栄へ放牧
公開: 2026/04/29 15:21

フローラSを制し、重賞初制覇を飾ったラフターラインズが、牝馬クラシックの頂点・オークスへと駒を進める。クラブの発表によれば、次走は5月24日に東京競馬場で行われるオークスを目標とし、すでに優先出走権を確保。大舞台へ向けたローテーションが正式に決定した。
前走のフローラステークスは、スローペースからの上がり勝負という典型的な牝馬中距離戦となった。前後半1000mは1分01秒3―58秒0と後半が3秒以上速い展開。ラスト600mは11秒3―11秒2―11秒1とゴールに向かって加速する形となり、極限の瞬発力が問われるレースだった。
その中でラフターラインズは、上がり最速タイの32秒8という鋭い末脚を繰り出し、後方から一気に差し切り。1馬身1/4差をつける完勝で、能力の高さを鮮やかに示した。全体上がり33秒6という高速決着を制した点も評価は高く、単なる展開利ではなく地力でねじ伏せた内容である。
D.レーン騎手の冷静なレース運びと、馬自身の卓越した瞬発力もかみ合った。道中は無理に動かず後方で脚を温存し、直線で一気に解放する理想的な競馬。ラスト3Fで32秒台を叩き出せる心肺能力と切れ味は、世代トップクラスの資質を示している。
レース後は福島のノーザンファーム天栄へ放牧に出され、オークスへ向けて再調整が進められる予定だ。距離は2400mへと延びるが、あの末脚と持続力を兼ね備えている点からすれば、十分に対応可能と見るべきだろう。
トライアルを制し、一気に有力候補へと浮上したラフターラインズ。究極の瞬発力を武器に、牝馬クラシックの頂点取りへ挑む。

