【天皇賞春2026予想】穴狙いならヴェルテンベルク、スタミナ勝負で逆転可能
公開: 2026/05/03 04:00

京都競馬の日曜メインは伝統の長距離G1・天皇賞(春)が行われる。大阪杯で復活を印象付けたクロワデュノール、連覇を狙うヘデントール、阪神大賞典を制したアドマイヤテラなど、有力馬が揃い見応え十分の一戦となる。
その中で注目したいのが、キタサンブラック産駒の6歳牡馬ヴェルテンベルクである。現状は重賞未勝利ということもあり、人気の中心にはなりにくい存在だが、父は天皇賞(春)を2勝した名ステイヤーであり、血統面から長距離適性の高さは疑いようがない。
実際にその適性は近走の内容にも表れている。もともとは2000m前後で結果を出していたが、オープン入り後は9着、7着、6着、4着と着順を着実に上げてきた。さらに注目すべきは、その過程で距離が2000mから2400m、そして3600m、3400mへと延びている点である。距離延長とともにパフォーマンスが向上しているのは明らかであり、長距離戦への適性を強く示している。
特に3000m超のレースでは内容が濃い。前々走のステイヤーズステークス、前走のダイヤモンドステークスでは、今回も上位人気が予想されるホーエリートと互角の競馬を演じ、前走では先着も果たしている。スタミナ勝負であれば、有力馬相手でも引けを取らない地力を備えている。
また京都コースにおいても決して見劣る内容ではない。3走前の京都大賞典では勝ち馬と0.5秒差、アドマイヤテラとも0.2秒差と接戦を演じており、舞台適性に不安はない。むしろ今回のように3000m以上へと距離が延びることで、さらにパフォーマンスを引き上げてくる可能性が高い。
上位陣は実績で抜けた存在だが、天皇賞(春)は適性が結果に直結するレースである。距離適性という点で見ればヴェルテンベルクは決して見劣らず、展開ひとつで一気に上位争いへ加わる力を持っている。人気の盲点となる今回、スタミナを武器に激走し波乱の主役となるシーンは十分に想定できる。長距離戦ならではの逆転劇に期待したい。

