【天皇賞春2026予想】三強の一角アドマイヤテラ、長距離適性は最上位
公開: 2026/05/02 06:00

年に一度のステイヤー頂上決戦となる天皇賞(春)。今年はG1・3勝を誇るクロワデュノール、前年覇者ヘデントール、そして前哨戦を高いパフォーマンスで勝ち切ったアドマイヤテラによる三つ巴の様相を呈している。
その中で、今回はアドマイヤテラに注目したい。一昨年の菊花賞では3着に好走。昨年春には大阪-ハンブルクカップ、目黒記念と長距離重賞を連勝し、ステイヤーとして本格化した。そして迎えた今年の初戦・阪神大賞典。1番人気に支持されたアドマイヤテラは、淡々とした流れの中で中団につけると、3〜4コーナーで一気にスパート。後続を突き放し、2着に3馬身差をつける快勝を収めた。さらにタイムは阪神芝3000mのレコードというおまけ付きである。
レコードタイムは往々にしてハイペースによって生まれる。阪神芝3000mの従来のレコードである2022年の菊花賞は、その好例だ。勝ったのはアスクビクターモアだが、このレースはセイウンハーデスが1000mを58秒台で飛ばす展開。最終直線で先頭に立ったアスクビクターモアが、追い込むボルドグフーシュ、ジャスティンパレスを振り切る形で記録された時計である。
しかし、今回の阪神大賞典は長距離戦らしいスローペース。つまりアドマイヤテラは展開に左右されず、自らの力で速い時計を叩き出したと言える。
もちろん3歳戦と古馬戦という違いはある。それでも、アドマイヤテラのステイヤーとしての能力の高さは疑いようがない。G1馬相手にどのような走りを見せるのか、今から期待が高まる。

