【ダイヤモンドS予想2016】重賞の壁も関係なしか。モンドインテロの勢いに注目。

記事「【ダイヤモンドS予想2016】重賞の壁も関係なしか。モンドインテロの勢いに注目。」のサムネイル画像

2月20日(土)、東京競馬場で開催されるダイヤモンドステークス(GⅢ)。今ではめっきり数が少なくなった芝の長丁場ですが、だからこそ春の天皇賞へと続く重要な一戦であるとも言えます。

このレース3連覇をかけて今年もフェイムゲームが出走を予定しています。昨年、58キロを背負って2馬身差の完勝だったわけですから、58.5の今年もその強さを示してくれると思いますが、今回は海外遠征帰りの一戦。体調面の調整が難しいことは確かですから、全幅の信頼を置くには・・・という見方もできます。

そこで注目は、モンドインテロ(牡4 美浦・手塚厩舎)。明け4歳ですが、まだここまでキャリアはわずかに7戦。それでいて4勝を挙げているわけですから、素質は楽に重賞級でしょう。距離を2400に延ばした前2走は、ともに最後差し返すような伸び脚で、そのレース振りはいかにもステイヤーのソレ。ディープインパクト産駒にしては珍しいタイプです。

データ的に3000超の重賞ではあまり結果が出ていないディープ産駒ですが、この馬は明らかにこの距離向き。距離は延びれば延びるほど、良さが出るタイプでしょう。

父ディープに母父ブライアンズタイムの配合は、先週の共同通信杯の勝ったディーマジェスティと同じ。例年以上に時計がかかっている今の東京コースにこの配合がピッタリだと読めば、今週はこの馬の出番でしょう。