【巌流島ステークス2025予想】波乱濃厚なハンデ戦、狙いは控えた馬からか

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土曜の小倉メインに組まれているのは芝1200mで行われる4歳以上3勝クラスのハンデ戦「巌流島ステークス」です。

デビューから7戦して3勝、2着4回と連対率100%を誇るミッキーアイル産駒の4歳牝馬ナムラローズマリーが注目されていますが、ここ3戦で3連勝のパートナーである武豊騎手は騎乗停止で乗り替わりとなっており、小倉芝コースも2着2回と勝ちきれていない舞台なのはマイナス材料と言えます。

過去4年のデータを見ていくと、別定戦だった2021年は8番人気のメイショウカリン、10番人気のナンヨーアミーコの追い込み馬によるワンツーフィニッシュ、続く2022年は11番人気のメイショウミモザ、最低人気のアーズローヴァーで決まり、馬連で10万円超えを記録する大波乱を起こしました。

上位人気馬では2番人気がかろうじて1勝していますが1番人気、3番人気は0勝と波乱傾向の強いレースです。

脚質でみると逃げ、先行馬には厳しいレースとなっており、逃げ切りで3連勝中のナムラローズマリーはここでも逆風が吹いております。

人気薄の差し、追い込み馬の台頭が目立つこともあり、今年もフルゲート必至なだけに最低人気馬も含めて馬券検討は幅広く行う必要がありそうです。

所属別では関東馬が0勝、関西馬が4勝で、性別では牡馬1勝、牝馬3勝となっており、栗東所属の牝馬で人気薄の差し、追い込み馬は狙ってみたいところ。

今年の登録馬ではエイシンフラッシュ産駒の7歳牝馬メイショウツツジは、ここのところ見せ場がない敗戦が続いているものの、小倉芝コースで2勝を挙げており出走なら要注意の一頭といえそうです。