【香港マイル予想2018】日本からトップレベルのマイラーたちが参戦、地元勢に待ったをかけるか
毎年12月に行われる香港国際競走、JRAでは今年JBCを受け入れることで3つのG1の同日開催が初めて実現したが、香港国際競走では4つのG1が一堂に会する。その中の一つが3年前のモーリスの勝利で知られる香港マイルだ。香港・沙田(シャティン)競馬場で行われ、高低差がほぼ無い右回りのコースで、香港のマイル王者を決めるレースである。
1991年の創設当時は香港招待ボウルという名称で今とは距離も異なる1400mで創設され、94年に国際G3、翌95年に国際G2へと昇格され、99年に現在と同じ香港マイルへと名称と距離を改められた。そして2000年には国際G1レースとなり、現在まで香港マイル王者決定戦として広く認知されている。
また、海外からも一線級のマイラーが集まるため海外馬の勝利も少なくなく、日本馬でも、2001年のエイシンプレストン、2005年のハットトリック、2015年のモーリスが勝利を挙げている。
今年は昨年のマイルチャンピオンシップを勝ったペルシアンナイト、賞金不足を連闘で補い出走した安田記念で見事勝利したモズアスコット、16年秋華賞・17年ドバイターフを制したヴィブロスの3頭が出走する。
海外馬券発売開始後は海外遠征が積極的になった反面、トップクラスより一枚実力が落ちる馬の出走なども増えたような印象もあったが、今回の香港マイルへ挑む3頭はいずれもG1を勝利しているように日本トップレベルの有力馬であり、モーリス以来3年ぶりの日本馬の勝利を大いに期待したい。
以下はイギリス最大のブックメーカー「ウィリアムヒル」の予想オッズだ(12/06時点)。日本国内で発売される馬券については、独立プール方式での発売のため、日本国内独自のオッズとなる。
香港マイル2018の予想オッズ
人気 | 馬名 | 性齢 | 予想オッズ |
---|---|---|---|
1 | ビューティージェネレーション | セ6 | 1.80 |
2 | ペルシアンナイト | 牡4 | 8.00 |
3 | モズアスコット | 牡4 | 9.00 |
4 | ワンマスター | 牝4 | 11.00 |
5 | ビートザバンク | セ4 | 15.00 |
5 | ビューティーオンリー | セ7 | 15.00 |
5 | サザンレジェンド | セ6 | 15.00 |
8 | インズオブコート | 牡4 | 17.00 |
9 | フィフティーフィフティー | セ6 | 21.00 |
9 | シンガポールスリング | セ5 | 21.00 |
9 | ヴィブロス | 牝5 | 21.00 |
12 | カミンスルー | セ5 | 34.00 |
13 | ナッシングアイライクモア | セ5 | 51.00 |