【大阪杯2016有力馬】いよいよラブリーデイ始動!使い詰めからの休養明けに期待が高まる!
4月3日の日曜日の阪神のメインレースは大阪杯(G2)今年はG1馬が5頭出走とかなりの豪華メンバーとなったが、その中の1頭にラブリーデイがいる。
昨年のラブリーデイは、1年間フルに走り続けG1を2勝するまでの馬に成長した。
昨年の年明け初戦の中山金杯(G3)と2戦目の京都記念を制すると、その後は阪神大賞典(G2)と天皇賞・春(G1)の長距離2戦は良いところがなかったものの鳴尾記念(G3)1着の次走、宝塚記念(G1)では6番人気ながら2番手からの先行抜け出しでG1初勝利を飾った。
短い夏休みを挟み秋は、京都大賞典(G2)から始動すると、このレースもキッチリと勝ちあがり、次走の天皇賞・秋(G1)でも得意の中距離ということもあり危なげなく抜け出してきてG1・2勝目をあげた。
距離が400メートル延びたジャパンカップ(G1)と有馬記念(G1)はそれぞれ3着と5着に敗れはしたが、年間10戦6勝と堂々たる成績を残した。
近年はレースの数を絞りながら使うという馬が多い中で、このラブリーデイのレース数の多さは立派。
昨年の3着に敗れたジャパンカップは完璧なレース運びをしており、特に不利もなかったため、やっぱり本質的に2400メートル以上のG1クラスだと少し距離が長いように感じるが、今回の大阪杯は2000メートル。
ラブリーデイの庭ともいえるべき距離に戻るため、当然注目の存在である。
心配なのは昨年の反動がないかだけである。1年間であれだけの数のレースを使えば、さすがに馬も疲れてくるため、有馬記念の後の休養でどれだけリフレッシュできたかも気にしてみたい。
勝つ時はお手本のような綺麗な先行抜け出しをしてくる器用な馬だけに阪神の内回りも上手である。後は、この休養で馬の成長のピークが過ぎていないことを祈るばかりだ。
去年の5歳で本格化して、今年は6歳。今週のラブリーデイの2016年初戦は色々な意味で注目してみたい。