【注目新馬】大和屋暁オーナー唯一の所有馬、小倉でデビュー!
昨年から産駒がデビューしはじめた新種牡馬のジャスタウェイですが、惜しいところまでいくものの重賞勝利には至らず未だ大物と言える産駒が出てきていない印象があります。ただ、父ジャスタウェイ含めてなのですが、その父ハーツクライやその産駒が本領を発揮するのが古馬以降という傾向があるため、早く活躍馬が出てくるに越したことはないにせよデビュー年にビッグタイトルを取れないというのはある程度想定していたことで、長い目でみたい種牡馬であることは間違いないでしょう。
そんなジャスタウェイのオーナーであった大和屋暁氏はもともと年に1頭購入するかどうかといった所有馬の少ないオーナーで、現役の所有馬は現在カリボールただ1頭となっています。父ジャスタウェイ、母レイズアンドコール、母の父サクラバクシンオーで、半兄には京王杯2歳Sを勝利し、朝日杯FSでも2着の実績があるモンドキャンノがいる血統背景となっています。
そのカリボールが今週17日のメイクデビュー小倉でついに初陣を迎える予定となりました。この血統背景なのでカリボールもまた芝短距離からマイルあたりが適距離なのではないかと思いましたが選択したのは芝2000mの新馬戦。鞍上には三浦皇成騎手を想定しています。少し気性がきついという陣営のジャッジもありますが、この距離でデビューというのは期待度の高さも伺えます。
ローカルのメイクデビューで目立たないレースではあるかもしれませんが、ジャスタウェイと同じ勝負服で走るジャスタウェイ産駒は現状この馬のみということでジャスタウェイのファンにとって思い入れの深い1頭になるかもしれません。皐月賞は運が絡みますがダービーなら実力で間に合う時期ですので、ひょっとしたら大舞台に顔を出すかもしれない期待馬の初陣、ぜひご注目ください。