【青葉賞2016予想】息の長い末脚の持ち主ロスカボスがダービーへの切符を手にする!
ダービーに最も直結する青葉賞、皐月賞には間に合わなかった馬がダービー行きの切符を手にするために出走する青葉賞。なのに13頭立てと、少々寂しいメンバー構成となりました。これもあまりにも今年の3歳牡馬のレベルが高かったせいでしょうか?
確かに皐月賞は3強に割って入ったディーマジェスティがコードを記録するなど、レース自体もハイレベルなものでした。でも青葉賞が13頭というのは、半分白旗なのか??とさえ思ってしまいますが、それでも少数精鋭というか今後大化けしそうな馬が揃っているようです。
特に素質的に狙いたいのがロスカボスです。ロスカボスは新馬、オープンと連勝し、東京スポーツ2歳で一番人気になったほどの馬なのですが、その後オープンで8着、6着、3着といまいちな結果となっています。そのせいもあって、今回の青葉賞ではあまり注目もされておらず、むしろ連勝中の良血レーヴァティンやドリームジャーニー産駒のアルカサル、レッドエルディストなどの方が人気になりそうです。
3歳馬にとっての2400mという高い壁
確かに未知の魅力と勢いの方がトライアル的には有利なのかもしれません。でも青葉賞、ダービーの距離、2400mというのはそう簡単な条件ではありません。しかも重賞となるとなおさらです。例え、無敗で連勝中の馬でもかなり高い壁となることもあるでしょう。
その点、ロスカボスは既にその壁にあたり今一な成績ながらも、前走すみれステークスでは道中最後方から馬群の外々を回って3着に食い込みました。ラストは1、2着馬と脚色が一緒になってしまいましたが、府中の長い直線だったらと思わせるものだったのです。
さらに、ロスカボスが連勝していたころは追い込み、差しでしたが、オープンで8着、6着となったレースは迷いかどこまでできるかを試したのかもしれませんが、先行の戦法をとってのものです。前走の結果からも、この馬には差し、追い込みが合うと言うことを厩舎、騎手ともに認識したのではないでしょうか?そうなれば、今回は迷いなくロスカボス得意の差し、追い込み戦法によってダービーへの切符を狙ってくるでしょう。
青葉賞、素質馬であるロスカボスがスランプから脱出し、得意な戦法でダービー切符を手にしてくれるでしょう。