【注目新馬】ジャスタウェイ2世代目の注目産駒が同時デビュー

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新種牡馬であるキズナ、エピファネイアの産駒はともに、時期的な要因もあるかもしれませんが、芝スプリントでのデビューと活躍が目立っています。函館2歳ステークスではキズナ産駒のビアンフェが重賞初制覇を達成するなど、勝ち馬の割合などからまずまずのスタートを切れたといえるでしょう。これに負けていられないのが未だ確固たる地位を築けているわけではない2年目の種牡馬たちです。

春のクラシックで善戦すれども惜しくも戴冠には至らなかったジャスタウェイに今回は着目してみたいと思います。代表産駒はオッズを見てもわかるようにデビューから期待を背負い続け、皐月賞2着、ダービー3着とあと一歩のところまで来ているヴェロックスです。そんなジャスタウェイ産駒2頭に今回は注目してみます。

まずは2歳馬連勝の勢いこそ止まったものの、今年も素質馬のラインナップが豊富なシルクレーシングからシーイズトウショウ産駒で牡馬のヴェルテックス。栗東・池江厩舎の管理馬ということも手伝い、デビュー戦から人気必至といったところです。半兄のトウショウピストは生粋のスプリンターとして現在6勝をあげ現役で活躍中です。父がヨハネスブルグからジャスタウェイに代わり距離延長にどこまで対応できるかも大変興味深いところです。

続いて昨年はオルフェーヴル産駒のショウリュウイクゾで産駒のデビュー戦勝利を果たした母ショウリュウムーンから産まれた牝馬ショウリュウハルです。こちらは父、母ともに芝マイルで好成績を残しています。いずれも今週土曜のメイクデビュー札幌の芝1500mでデビューを予定しているということで、人気がヴェルテックスに集まるようなら単勝にも妙味がありそうです。

種牡馬としての成否は初年度産駒の成績次第で、2~3年目は様子見世代とも言われることもあります。逆に言えばこの世代が活躍すれば今後のジャスタウェイの種付に好影響を及ぼすと考えられます。今後を占うジャスタウェイの2世代目の注目馬の同時デビューは、目が離せませんね。