【セントウルS予想2019】ダイメイプリンセス、G1よりもここが本線？

今週はサマースプリント最終戦であり優勝馬にはスプリンターズステークスの優先出走権も与えられるG1へ向けた重要なステップレースでもある「セントウルステークス」が日曜阪神のメインレースに組まれています。

高松宮記念で1番人気に支持されたダノンスマッシュは、今夏キーンランドカップを勝利し、今度こそG1戴冠へと向けて一足先に本番を見据えており、今回注目が集まるのは高松宮記念で勝利したミスターメロディの始動戦となる点。スプリンターズステークスへの出走は収得賞金で十分クリア水準に立っており、本番に比べれば相手関係は軽いと思われますが、果たして勝ちに行くのか叩きの調整目的なのか、どのような競馬を見せるかも注目です。

また、ミスターメロディの58kgに対してアーリントンカップ勝ち馬の3歳牝馬イベリスが52kgと、別定戦にも関わらずハンデ戦のような斤量差が生まれているのも注意したい点です。そんな今回のセントウルステークスではあくまでスプリンターズステークスの前哨戦ではなく「セントウルステークスを勝利したい馬」という観点から、キングヘイロー産駒のダイメイプリンセスを狙ってみたいと思います。

戦績を見るとG1には少し足りない現状で、大敗もありうる取捨の難しい馬ではありますが、現在1点ビハインドでサマースプリントの2位タイに位置しており、現在1位のカイザーメランジェともどもこのレースに全力投球と言えそうです。両馬ともに本編にお釣りを残しつつと言えるほどの戦績でもないため、おそらくスプリンターズステークスへのステップレースという考えではないのではないでしょうか。

オッズはカイザーメランジェのほうが人気薄が想定されており、イベリス、マテラスカイと言った先行馬が人気を集めており、展開の向きそうなダイメイプリンセスに分があるのではないかと見ています。

秋山騎手との相性が良いダイメイプリンセスですが、今回は東西リーディング首位でWASJでも優勝した川田騎手とのコンビというのも期待が高まる組み合わせ。

本番はダノンスマッシュがいるため出走することになってもまた乗り替わりとなりそうですが、セントウルステークスに掛ける意気込みと展開利を見込んで、今回はダイメイプリンセスから狙ってみたいと思います。