【京阪杯2019予想】京都競馬のラスト!モズスーパーフレアやアウィルアウェイなど出走予定馬を考察

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京都競馬のラストレースを締めくくる一戦「京阪杯」が開催されます。今年最後の芝スプリント重賞で、スプリンターズSで一区切り付いたスプリント路線の、高松宮記念へ向けた幕開けを告げる位置づけとなるレースでもあります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。

モズスーパーフレア(牝4、音無秀孝厩舎)

今年のオーシャンSを制し、重賞初制覇を果たしたモズスーパーフレア。高松宮記念では15着に敗れましたが、前走のスプリンターズSでは2着に好走しました。とにかく逃げて自分のペースで競馬ができることが第一で、中途半端な競馬をしてしまうと持ち味が生きないと感じます。前走のスプリンターズSでは競りかけて来る馬もおらず、スムーズに逃げれましたが、タワーオブロンドンの猛追を受け2着となりました。今回は相手関係も一枚落ちるので、積極的に自分を競馬を仕掛ければ悲願のG1初制覇の可能性も十分あり得るでしょう。

アウィルアウェイ(牝3、高野友和厩舎)

昨年の2歳時に京王杯2歳S・2着に入着した実績があり、今年は距離をマイルに伸ばして桜花賞に挑戦するも、10着に敗れたアウィルアウェイ。その後は再度舞台を短距離路線へと戻し、前走のオパールSではオープン格の古馬を相手に勝利しました。スローで好位からの差しや、後方からでも切れ味で差し込んでくる競馬を見せてきましたが、前走は速いペースでも良い脚を使っており、好内容でした。また、時計の掛かる馬場にも対応できたことも大きな収穫で、今の京都は合う可能性が高そうです。

リナーテ(牝5、須貝尚介厩舎)

今年は京都牝馬Sで2着、スプリングCで2着、キーンランドCで3着とスプリント路線で活躍しているリナーテ。しかし前走のスプリンターズSでは、流れるペースや内目からの進路取りに苦戦して後方のまま終わってしまい、9着敗退。高いレベルの相手関係の中でペースも引き上げられては致し方ない結果だったとも言えるでしょう。格下げ戦となる今回で何とか巻き返したいところです。スプリングCでタワーオブロンドンと僅差の競馬をしたように、重賞級の脚は持っている1頭です。

他にも、セントウルS・2着のファンタジストや、前走オパールS・3着のカラクレナイなど、スプリント路線で活躍する馬たちが揃いました。京阪杯は11月24日(日)に京都競馬場の第12Rで実施。発走時間は16時15分の予定。