【関屋記念2016予想】サマーマイル初戦に続き好調なピークトラム
サマーマイルシリーズ第2戦となる関屋記念が新潟競馬場で今週開催される。初戦の中京記念を勝ったガルヴァルリィは参戦せず。ここは初戦を勝った強みか?最終戦を勝てば自力で優勝が出来る為、ここは無理使いはしない。やはりボーナスが入ってくるのは、関係者のモチベーションが上がる。今回、中京記念で2着惜敗したピークトラムが出走登録してきた。谷川岳Sを勝ち、前走中京記念は僅差2着。新潟コースの相性も抜群で、左回りの適正も非常に高い。ここは人気の中心になりそう。ここは逆らわない方が賢明だろう。悪くても3着までには持ってくるはず。調子落ちは感じられない。
夏に全く走らない馬もいる今回のメンバーで代表格はロサギガンティア。この馬は冬の初め11月12月に好走する。基本的に夏は使わないが今年は思い切って使ってきた。しかし、今年はよりによって酷暑。新潟競馬場は開催日は35度まで最高気温が上がる事も珍しくない。ジョッキーは1日騎乗すると3キロ体重が落ちる。騎手にとってもこれだけの消耗。馬も当然生き物なので、涼しい秋と比べたら疲労は2倍・3倍になる。これはどの馬も共通の事だが、夏に弱い馬は更に顕著。陣営が本当は使いたくない馬も馬主が使ってくれと執拗に言ってくれば使わざるを得ない。ここで馬主の意向を無視すると、その後の委託依頼がこなくなるので、なるべく馬主とはうまく付き合いたい。特に馬主の格が上になればなるほど。今年も調教師苦悩の夏がやってきた。