【朝日杯FS予想2020】ステラヴェローチェ、無敗馬のトレンドに続けるか

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今年は「無敗の1番人気馬」が活躍するトレンドが2,3歳のG1で続いてきました。無敗の三冠馬が牡馬コントレイル、牝馬デアリングタクトと同年に2頭誕生し、先日の阪神ジュベナイルフィリーズでは白毛馬にして世界初のG1馬となったソダシが無敗記録を伸ばしており、今週の朝日杯フューチュリティステークスでもトレンドを引き継いでいくのか注目となります。

ここ2戦の内容の濃さから上位人気が予想されるレッドベルオーブや、マイルへの距離延長が鍵となりそうなモントライゼなど、人気を背負うことになりそうな2頭が無敗の条件を落としてしまっているという点が気にかかるところ。

そこで今回狙ってみたいのが、3,4番人気に落ち着きそうなバゴ産駒のステラヴェローチェです。バゴ産駒といえばG1・2勝を達成したクロノジェネシスが代表産駒となっており、次に期待されるのが牡馬の大物といったところ。

前走のサウジアラビアロイヤルカップでは道悪適性の差も影響したかもしれませんが、末脚勝負に徹して3馬身差の圧勝を演じており、近親に2007年の同レース勝ち馬ゴスホークケンがいる血統背景からも、この舞台への高さは期待出来ます。

ホープフルSのG1昇格にともなってクラシック戦線に直結しづらいレースになりつつありますが、昨年の勝ち馬サリオスはクラシック戴冠こそならなかったものの、皐月賞2着、ダービー2着と距離延長に対応できており、一昨年の勝ち馬アドマイヤマーズはマイル路線で一線級の活躍を継続するなど、ホープフルSと併せて2歳チャンピオン決定戦として引き続き注目スべきレースであることに変わりはなさそうですね。