【函館2歳S予想2021】逆転なら前走ノーステッキで勝ち上がったナムラリコリス

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今週土曜の函館競馬メインレースは、2歳重賞の函館2歳Sです。昨年は1番人気のモンファポリが13着大敗となっており、波乱含みのレースとなっています。

今年は13頭の登録があり、地方競馬からはコパノリッキー産駒のラブミードールが古川騎手で参戦を予定しており、新種牡馬で血統の良さと現役時代のパフォーマンスから期待が高いシルバーステート産駒からはリトス、メリトクラシー、ベルウッドブラボーの3頭が参戦を予定。同じく新種牡馬のドレフォン産駒のフェズカズマもデビュー戦はダート戦ながらも、母系に秋の天皇賞勝ち馬のトーセンジョーダンがいる血統背景で、2戦目の上積みで初芝もクリアできるのか注目です。

デビュー戦で逃げ切り勝ちの馬たちの参戦が例年多いレースということもあり、展開面は読みにくいところですが、2戦目のパフォーマンスの高さから狙ってみたいのが、ジョーカプチーノ産駒の牝馬・ナムラリコリスです。

母のナムラキッスは現役時代1勝で、近親にも特に活躍馬はいない血統背景ですが、デビュー戦を8番人気ながら2着に食い込み、続く2戦目はデビュー戦の走りから1番人気に支持され、ノーステッキで勝ち上がる強い競馬を見せました。

デビュー戦で4馬身差をつけられたキングカメハメハ産駒のポメランチェとの再戦となりますが、逃げなくても2戦とも競馬が安定して出来ているので今回は逆転の芽もありそうです。

デビューからコンビを組んでいる泉谷騎手にとっても重賞初勝利がかかっており、楽しみな1戦になりそうですね。