【JRAアイビスサマーダッシュ2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
新潟競馬の開幕を告げる一戦「アイビスサマーダッシュ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
モントライゼ(牡3、松永幹夫厩舎)
7/21(水)栗東・坂路(良)4F52.0-3F37.9-2F24.8-1F12.3(一杯)
栗東坂路で単走。馬場の外ラチ沿いを力強く駆け上がり、一杯に追われてラスト1Fは12.3と最後までラップを落とさずゴール。1週前は坂路で4F51.7-1F12.5を馬なりでマーク。しまいはいつも12秒台の時計を出してくるので普段通りですが、全体時計は1週前・最終と優秀で、直線競馬ということでCWではなく坂路を中心に負荷をかけてきた点も好感が持てます。3週前に放牧から戻ってからの乗り込み量も十分で、仕上がりは万全と言って良さそうです。
タマモメイトウ(牡5、藤岡健一厩舎)
7/21(水)栗東・坂路(良)4F53.8-3F38.5-2F24.6-1F12.3(一杯)
栗東坂路で単走。馬場の外ラチ沿いを一杯に追われ、ラスト1Fはこの馬としては速い12秒台前半をマークしてゴール。序盤の1Fは15秒台とゆったりでしたので全体時計はそこまでですが、我慢を利かせてラスト2Fは12.3-12.3の好ラップで上がりをまとめました。内に一杯に追われた他の厩舎の馬が外へよれてくる場面がありながらも、ブレることなくしっかり伸びていた点も好感が持てます。1週前は坂路で4F53.5-1F12.5をマークしており、ここでもしまいはこの馬なりに優秀な時計をマーク。力は出せる状態に仕上がっている印象です。
ヒロイックアゲン(牝7、加藤和宏厩舎)
7/21(水)美浦・坂路(良)4F52.4-3F37.4-2F24.6-1F12.4(馬なり)
美浦の坂路で単走。馬場の真ん中を軽快なフットワークで駆け抜け、抜群の手応えでラスト3Fは全て12秒台と軽快にラップを刻んでゴール。1週前は坂路で4F51.4-1F12.2とここでも馬なりながら抜群の行きっぷりを見せ、全体・しまいと文句なしの好時計をマークしました。もともと速い時計は出るタイプの馬ですが、馬なり調教にしては動きは良好です。休み明けの前走は1週前・最終と強めに追われて負荷をかけられて仕上げられましたが、ひと叩きされて楽に力を出せる状態に仕上がった印象です。