【京成杯AH】安定感抜群のグランシルク、善戦マン卒業なるか?

4月の皐月賞ぶりの開催となる中山競馬。牝馬Vに期待してファンディーナ本命で挑んだ皐月賞は散々な結果となり、春は悔しい思いのまま中山開催を締めくくりましたが、今週末から秋の中山が開幕!雪辱を果たすべく秋競馬開幕週の中山もしっかり当てていきたいと思います。

中山の日曜メインを飾るのは京成杯オータムハンデキャップ(G3、芝・1600m)です。オータム(秋)とは言いますが、サマーマイルシリーズの最終戦でもあり、夏の名残りと秋の訪れが感じられる、まさに秋競馬開幕週にピッタリのレースと言えるでしょう。

さて、ということでさっそく京成杯AHの予想をしていきたいと思います。今回本命馬に選んだのはグランシルクです。今年は5戦して馬券圏内100%(0-3-2-0)と抜群の安定感を誇っておりますが、これがなかなか勝ちきれない馬で、重賞では大体2,3番人気が定位置だったのですが、今回は1番人気の最有力候補として人気を集めております。今年は去年に増して良い競馬をするようになってきており、間違いなく今年は成長しております。それでも未だに重賞が未勝利というのだから、陣営としては何が何でも調子の良い今のうちに結果を残しておきたいところでしょう。

鞍上は前走の福永祐一騎手から田辺裕信騎手へと乗り替わりとなりますが、同競走の成績が「2-1-1-2」と相性が良い田辺騎手への乗り替わりなら、鞍上もしっかり強化されたと言っていいのではないでしょうか。中山コースの実績は「2-3-3-2」と優秀ですし、2015年の京成杯AHで4着の実績もあるので、適性の高さは証明済み。条件的にはベストに近い条件で挑めるのではないでしょうか。軸にもしやすい馬なので今回は人気しそうですが、逆らわずにこの馬を中心に組んでいきたいと思います。

次に、対抗馬に選んだのはボンセルヴィーソです。こちらもグランシルク同様抜群の安定感がウリの一頭です。去年の10月に未勝利戦を勝ってから6戦連続で馬券圏内に入っており、朝日FSとNHKマイルCで3着とG1の舞台でも活躍しております。

ただ、グランシルク同様に勝ちきれない面もあり、未だに重賞は未勝利。ただ、ハンデが54kgと今回は斤量面で恩恵を受けれますし、開幕週である点も今回この馬にとってプラスに働きそうです。枠順も1枠2番と内目に入れた点も好材料。古馬との対決が初となりますが、この条件なら勝ち負けすると見ております。

連下にはウキヨノカゼ、ダノンリバティ、単穴にマイネルアウラートを選びました。流れて良い位置が取れれば絡んできそうなウキヨノカゼ、気分良く先行できればまた善戦する可能性もあるダノンリバティ。そして夏場のレースが苦手な恐れがあったマイネルアウラートは今回巻き返しのチャンスもあると見て単穴に選びました。

以上、京成杯AHの予想でした。本命グランシルク、対抗ボンセルヴィーソ、連下にウキヨノカゼ、ダノンリバティ、単穴でマイネルアウラートという予想で勝負したいと思います。それでは、皆さんの馬券の健闘を祈ります!