競馬歴は浅い方が当たるのか?

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初心者の頃は的中したあとの行動も非常に賢いです。例えば、ビギナーズラックで5万円が的中したとしましょう。競馬初心者に取っての5万円は非常に大きい額ですね。勿論、玄人の方にとっても大きい額ですが、欲に目がくらんで最終レースも勝負してしまいがちです。最初から購入するレースを絞って挑んで的中した初心者の場合は、まともに予想していないレースには手を出しにくいですから、純粋に的中したお金をそのまま懐に入れます。

最初は余計な知識が入ってない故に純粋に欲を抜きにして導き出された馬券を購入する事が出来、的中したあともしっかりと利益として残すことが出来ます。これが色々な知識が入って来ると、3連系にも手を出したり、これが当たったら◯◯倍に・・・といったように今まで考えなかった事まで考える様になり、的中率が落ちてしまいます。

あくまで私自身の初心者の頃の体験と今現在の心理をもとに書かせていただきましたが、共感できるところがあるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

初心忘るべからずという言葉がありますが、これは学び始めた頃の謙虚な気持ちを忘れてはならないという戒めで、室町時代の猿楽師の世阿弥(ぜあみ)が能楽の修行について言った言葉です。

競馬も何年もやっていると、目的と手段が入れ替わってしまいがちになります。ビギナーズラックを経験したことのある方なら、ぜひこちらの言葉も覚えておいておきたいですね。