【ダイヤモンドステークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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長距離ハンデ重賞の「ダイヤモンドS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ヘデントール(牡4、木村哲也厩舎)

2/19(水)美浦・W(良)6F85.5-5F69.3-4F54.3-3F39.0-1F11.6(馬なり)

美浦のWコースで3頭併せ。3歳新馬の僚馬ハリーフラッグと、3歳未勝利のテンダールックと併せ馬を行い、道中は2頭の間で追走。前半はゆったりとリズムを重視してしっかり折り合っており、直線はラスト1F11秒6の脚で伸びて1頭と併入、もう1頭に先着してゴールしました。1週前はWコースで2頭併せを行い、7F95.8-1F11.8をマークして併入。Wコース主体の併せ馬消化は前走同様のパターンで、長めから追われてしまいもしっかり速い時計を出して併入・先着と、時計・動きともに文句なしの内容です。調子を崩さない安定感の高い馬でもあり、今回も好調キープと見て良いでしょう。

シルブロン(牡7、稲垣幸雄厩舎)

2/19(水)美浦・坂路(良)4F52.2-3F38.1-2F24.5-1F11.9(馬なり)

美浦の坂路で単走。道中はキレイなラップを刻んでおり、しまいで仕掛けられるとラスト1Fは11秒9の脚で伸びてゴール。1週前は大野拓弥騎手を背に美浦のWコースで2頭併せを行い、6F81.2-1F12.1をマークして併入しました。1週前はWコース、最終坂路は同馬の好走パターンで、今回は時計もこの馬なりに優秀です。前走のステイヤーズSでは陣営のトーンも低く状態面が十分に整っていなかった中でも2着に好走。追い切りから前走以上の状態には上がってきた印象を受けます。

コパノサントス(牡5、梅田智之厩舎)

2/19(水)栗東・坂路(良)4F53.6-3F38.1-2F24.9-1F12.4(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快に登坂し、最後も鞍上がしっかりと手を動かしてラスト2Fは12秒5-12秒4の好ラップでまとめてゴールしました。1週前はCWコースを単走で追われ、7F92.6-1F11.9をマークしてゴール。全体時計は自己ベスト更新で、6Fは77秒4、4Fも50秒7と前半から良いペースで飛ばしていき、しまいも11秒9でまとめてと、しっかり負荷をかけてきました。初勝利まで17戦も要した馬でしたが、長い距離への高い適性を見せてからは好調続き。今回は約4ヶ月ぶりと久々ですが、状態面さえ問題なければ引き続き上位争いを演じてくれそうです。