【JRA東海S予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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フェブラリーSのステップレース「東海S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

サンライズホープ(牡5、羽月友彦厩舎)

1/19(水)栗東・CW(良)7F98.4-6F81.7-5F67.2-4F52.6-3F37.4-1F12.0(馬なり)

幸英明騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。僚馬ナムラショウグンを追走する形でスタートし、序盤は折り合い良く進め、直線は内に進路を取って馬なりのままラスト1Fは12.0をマークして1秒2差をつける大差で先着。7Fから長めにやり、ゴール板を通過した後も鞍上はしっかり手を動かしてと抜かりのない内容でした。6Fの時計は自己ベストに近い時計をマークしており、併走馬も楽に圧倒と文句なしの時計と内容でした。仕上がりは万全と言って良いでしょう。

ブルベアイリーデ(牡6、杉山晴紀厩舎)

1/19(水)栗東・坂路(良)4F54.0-3F38.8-2F25.2-1F12.5(馬なり)

栗東坂路で単走。ゆったりと進め、しまいも馬なりで行かせてラスト1Fは12.5をマーク。調整程度の軽めの内容でしたが、1週前にはM.デムーロ騎手を背に坂路で一杯に追われ、4F49.9-1F12.8と4Fは50秒を切る猛時計をマーク。直線は若干の失速ラップでしたが、12秒台は出ていますし、全体は同日の一番時計で自己ベストを1秒4も更新。普段調教はあまり一杯にやらない馬ですが、よほど具合が良いのか緩さの無い動きでした。気配の良さが伝わる内容で、2ヶ月明けでも馬は絶好調という見立てです。

グレートタイム(牡7、藤原英昭厩舎)

1/19(水)栗東・坂路(良)4F53.8-3F39.0-2F25.1-1F12.2(馬なり)

栗東坂路で単走。周りに多くの馬がいない状況で馬場の真ん中を力強いフットワークで伸び伸びと駆け上がり、持ったままの馬なりで余力十分にラスト1Fは12.2の好時計をマーク。全体時計は平凡ですが、普段は坂路で動かない馬なので、行きっぷりの良さとこの時計はこの馬としては高水準です。2ヶ月間隔は空いていますが、年明け4日から坂路で50秒台をマークしており、普段はやらない併せ馬も消化。坂路併用で当週含めて7本の追い切り消化と攻めの量も十分です。近2戦の好走ぶりからも、ここへ来てようやく調子を上げてきたという印象です。