【JRAユニコーンS予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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3歳ダートG3の「ユニコーンS」への向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ルーチェドーロ(牡3、高橋裕厩舎)

6/16(水)美浦・南W(やや重)5F69.2-4F53.2-3F38.3-1F11.9(一杯)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬マイネルパリオートを後ろに置き、コーナーは外を引っ張り気味でまわり、内から相手が詰めてきたところを直線は一杯に追われてラスト1Fは11.9の鋭い末脚で伸びて併入しました。全体時計は1週前より遅いですが、加速ラップや直線の伸びは優秀です。1週前は美浦の南Wで2頭併せを行い、一杯に追われて5F67.5-1F12.2をマークして1馬身遅れました。併走馬には遅れをとりましたが、折り合いもついてビッシリ追われ、全体時計、終いと時計や動きは優秀です。乗り込み量も十分で、仕上がりは順調と見てよいでしょう。

カレンロマチェンコ(牡3、高柳大輔厩舎)

6/16(水)美浦・坂路(重)4F52.8-3F38.1-2F24.7-1F12.5(馬なり)

栗東坂路を単走。馬なりのまま外ラチ沿いを駆け上がり、軽く流す程度の調教でしたが全体時計は自己ベストの4F52.6に迫る好時計をマークしており、重馬場でこの時計なら十分でしょう。1週前は坂路で2頭併せを行い、強めに追われて4F53.5-1F11.8の好時計をマークして2馬身先着と好内容の追い切りを消化しています。1週前ビッシリ、最終は軽めの調教はいつものパターンで、休み明けでもしっかり態勢は整っていると見てよさそうです。

ケイアイロベージ(セ3、野中賢二厩舎)

6/16(水)栗東・坂路(重)4F53.6-3F38.8-2F24.8-1F12.4(馬なり)

栗東坂路を単走。馬場の真ん中を軽快で力強いフットワークで駆け上がり、馬なりながら重馬場をラスト1F12.4の好時計でゴールしました。しっかりした脚取りでブレも少なく、鞍上の合図にも素早く反応してラスト2Fは12.4-12.4とラップも優秀です。1週前はCWコースで2頭併せを行い、6F79.9-1F12.0の好時計で併せ馬に2馬身先着と好内容の追い切りを消化できています。やや集中力に欠くところがある馬でしたが、今回は集中した走りが出来ており、気配は上々です。