【JBC2歳優駿2022予想】若駒ダート王決定戦!エコロアレスやベルピットなど出走予定馬を考察

JBC4競走の中で唯一の2歳戦となる「JBC2歳優駿」が門別競馬場で開催されます。もともとは北海道2歳優駿の名称で行われていましたが、2020年に名前を変えて一新。第1回は地元ホッカイドウ競馬所属馬のワンツー、昨年の第2回はJRA馬が優勝しましたが、2・3着には地元馬が入るなどホッカイドウ勢の好走も目立つ一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

エコロアレス(牡2、森秀行厩舎)

阪神ダート1400mのデビュー戦を快勝したエコロアレス。最内枠スタートから先手を取って逃げていくと、直線はそのままメンバー上がり最速の脚を使って5馬身差の完勝を果たしました。道中の折り合いもスムーズで、距離的な融通も利きそうな気配十分。コーナー4つとなるここでも上手く対応して走れるかどうかがカギとなりそうです。過去にはエピカリスやキメラヴェリテ、イグナシオドーロといった逃げ馬が快勝しており、脚質的に相性が良いレースということで注目が集まる1頭です。

ベルピット(牡2、角川秀樹厩舎)

前走門別ダート1800mのサンライズC・2着から参戦するベルピット。デビュー戦の門別ダート1100mを7馬身差で完勝すると、その後も1700mのパール特別、ブリーダーズゴールドジュニアC、サッポロクラシックCと3連勝。北海道所属馬でデビューからこれまではすべて門別競馬でレースを走っており、舞台適性・重賞実績・距離経験で抜きん出ています。ステップレースとして相性の良いサッポロクラシックCで好走してからというローテーションも好感が持てます。地元勢の最右翼として注目される1頭です。

ナチュラルリバー(牡2、武英智厩舎)

前走札幌ダート1700mの未勝利戦を快勝したナチュラルリバー。デビュー戦と2戦目の未勝利戦は芝の中距離で3着、4着でしたが、舞台をダートに移した前走は8馬身差の完勝。メンバーや展開に恵まれた点もありそうですが、芝では見られなかった長く良い脚を使っての完勝ぶりや、ルーラーシップ産駒に母父フレンチデピュティという血統面からも、ダートの舞台でこそ力を発揮できるタイプ。期待が高まるダート2戦目で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみな1頭です。