【JBCレディスクラシック予想2022】秋のダート女王決定戦！ショウナンナデシコやグランブリッジなど出走予定馬を考察

今週は牝馬ダート女王を決める一戦「JBCレディスクラシック」が開催。牝馬のダートグレード競走では唯一のJpn1ということで、牝馬のダート重賞路線を行く馬にとっては国内最高峰のレースとなります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ショウナンナデシコ（牝5、須貝尚介厩舎）

前哨戦のレディスプレリュード・3着から参戦するショウナンナデシコ。今年3月のエンプレス杯を制して受賞初制覇を果たすと、その後は牡馬相手のかしわ記念を含め、スパーキングレディーカップまで交流重賞を4連勝と破竹の快進撃を続けてきました。前走は向正面でマクッてくる馬がいるイレギュラーな展開でしたし、トップハンデの57kgを背負いながら砂の深い内を通ってあの内容なら十分大健闘。斤量減で叩き2戦目となるここは巻き返し十分でしょう。

グランブリッジ（牝3、新谷功一厩舎）

関東オークス、ブリーダーズゴールドCと重賞2連勝中のグランブリッジ。盛岡競馬場は今回初となりますが、これまで挙げた4勝は全てコースも距離も違うものであると考えるとこなしてくれる可能性は十分高そうです。3歳馬で今回一線級相手にどんな競馬を見せられるかがポイントとなりそうですが、前走のブリーダーズゴールドCでは、ショウナンナデシコを降したプリティーチャンスを負かしているように、レベル的にも通用する可能性は十分でしょう。若き才女が一気に女王の座へ上り詰めるかに注目です。

サルサディオーネ（牝8、堀千亜樹厩舎）

今年で4度目のレディスクラシック参戦となる最速牝馬のサルサディオーネ。過去3戦は12着、7着、10着と大敗していますが、昨年の日本テレビ盃では強豪牡馬に影を踏ませず逃げ切り勝ちを果たし、今年6月のさきたま杯でも南部杯・2着のヘリオスや重賞3勝馬のシャマルを降して快勝するなど、地方勢の中でもトップクラスの力を持つ牝馬です。今年8歳となる女傑ですが、現在も6戦続けて3着以内と好走を続けており、最後まで踏ん張れる逃げ脚はまだまだ健在です。