【JRA】重賞3勝のカデナが引退、種牡馬へ

10月30日の天皇賞(秋)で12着となったカデナ(牡8、中竹和也厩舎)が2日、競走馬登録を抹消して現役を引退したことが明らかになった。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬になる予定。

カデナは2016年9月にデビュー。同年の京都2歳Sを重賞初出走ながら快勝し、重賞初Vを達成。そのまま続く弥生賞も快勝し、重賞を連勝。その後は勝ち星から遠ざかるも、2019年の小倉記念で2着、同年の新潟記念で3着に好走するなどローカル中距離重賞戦線で活躍。2020年には小倉大賞典を制して重賞3勝目を達成し、同年の大阪杯でも4着に善戦するなどG1でも活躍。

その後も勝ち星から遠ざかり、ラストランとなった前走の天皇賞(秋)でも12着に敗れたが、5歳夏から8歳秋までの25戦連続で重賞に出走するなど長きにわたって重賞戦線で奮闘した。

カデナは父ディープインパクト、母フレンチリヴィエラ、母父フレンチデピュティという血統。通算成績42戦4勝。うち重賞は3勝。カデナ号、お疲れさまでした。