【京成杯AH予想2021】秋の開幕戦！グレナディアガーズやバスラットレオンなど出走予定馬を考察

中山競馬の開幕週を飾る一戦、そしてサマーマイルシリーズを締めくくるハンデG3「京成杯オータムハンデキャップ」です。マイル路線の主役を狙う馬達から、ハンデ戦ということで虎視眈々と賞金稼ぎを狙っている馬達が押し寄せ、例年多頭数で予想も難解なレースとしても知られています。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので、各馬を考察していきたいと思います。

グレナディアガーズ（牡3、中内田充厩舎）

昨年の朝日杯FSの覇者、グレナディアガーズ。今年初戦のファルコンSは2着、続くNHKマイルCでも3着に好走しており、勝ちきれないまでも惜しい競馬で善戦。近2戦の惜敗はいずれも左回りで、全2勝を挙げている右回りに戻るのはプラスです。秋はアメリカG1のBCマイルへ挑戦することが発表されており、始動戦となるここはきっちり結果を出しておきたいところでしょう。

バスラットレオン（牡3、矢作芳人厩舎）

春のニュージーランドTを5馬身差で逃げ切ったバスラットレオン。続くNHKマイルCでは落馬により競走中止となり、前走の日本ダービーでも先手を取って逃げますが15着に大敗。ダービーの2400mは長すぎた印象で、これまでのパフォーマンスを見ても適性があるのはマイルの距離でしょう。得意舞台で汚名返上となるかに注目です。

カラテ（牡5、高橋祥泰厩舎）

2月の東京新聞杯を制し、重賞初勝利を挙げたカラテ。続く安田記念では13着に大敗しましたが、前走の関屋記念を中団外から差して2着に好走し、巻き返してきました。近走は左回りでの好走が目立っていますが、右回りは中山マイルで2勝クラスと3勝クラスを快勝しており、舞台適性は全く問題なさそうです。再上昇ムードの気配がある中、開幕週の中山なら上位争いは必至でしょう。