【プロキオンS予想2020】秋のG1戦線へと繋がるダートG3!サクセスエナジーやサンライズノヴァなど出走予定馬を考察

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今週はダートの短距離路線を占う重要な一戦「プロキオンS」です。春のダート重賞路線も落ち着いてきた中での数少ないダート短距離重賞ということで、秋に向けての賞金稼ぎレースとして重宝されているレースでもあります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。

サクセスエナジー(牡6、北出成人厩舎)

プロキオンSは今年で3度目。2018年は4着、2019年は9着と結果を残せていません。昨年のJBCスプリントは11着と大敗しましたが、今年は初戦の黒船賞で3着に好走し、コーラルSで2着、続く天王山Sと栗東Sも連勝し今年は好調ぶりをアピールしています。昨年は勝ちきれないレースが続いていましたが、近2戦は58kg、59kgと酷量を背負ってオープンを勝っており、復調気配を見せています。好調な今なら3度目の正直があってもおかしくありません。

サンライズノヴァ(牡6、音無秀孝厩舎)

昨年はマイルチャンピオンSを優勝し、G1初制覇を達成。今年は初戦のフェブラリーSで3着、かしわ記念でも3着とG1戦線で活躍しています。実績は上位も、昨年の武蔵野Sは59kgを背負って5着に敗れており、G3では斤量を背負うだけに苦戦を強いられる可能性も。マイル路線を主戦場としており1400mは昨年のプロキオンS(4着)以来となる点や、右回りが約2年半ぶりとなる点もポイントとなりそうです。

ラプタス(セ4、松永昌博厩舎)

ダート1400mを4連勝しオープン入りを果たしたラプタス。重賞初挑戦となった3月の黒船賞を逃げて快勝し、続くかきつばた記念も3馬身差で逃げ切り圧勝し、交流重賞連勝中と勢いある4歳馬です。今回は初の中央重賞となりますが、ハナ争いしそうな馬もおらず、楽に先手を奪える可能性は高そうです。相手は強化されますがまだ底を見せておらず、レースを覚えたことでしっかりと能力を出し切れるようにもなってきており、真価が問われる一戦となりそうです。

他にも、天保山Sで2着に好走したレッドルゼルや、欅S・2着のミッキーワイルドなど、ダート路線で活躍する馬が多数揃いました。プロキオンSは7月12日(日)、阪神競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時35分の予定。