【CBC賞2017予想】シャイニングレイの復活Vに期待!スプリント界の主役になれるか?

中京競馬の電撃の6ハロンのハンデ戦G3、今年はフルゲートとなったCBC賞。いよいよ夏競馬が本格的に始まったなと実感させるような、いかにも夏競馬らしいメンバーが集まりました。予想のし甲斐があるレースで当日レースが楽しみで仕方がないのですが、天候がちょっと気になるところではあります。

やや混戦ムードが漂っておりますが、今年の場合は1頭だけレベルの違う実績馬が出走するではありませんか、今回はこの馬で決まりでしょう!その馬は、シャイニングレイです。

シャイニングレイは、2歳時にはホープフルステークス(G2)を勝った実績馬です。その後の弥生賞では1番人気に推されながらも7着に敗れ、レース後に屈腱炎が判明し長期休暇を余儀なくされます。今回は約2年の休みを経て復帰しました。

復帰後2戦は、6着、14着とまあ長期休み明けなので仕方がないだろうという結果に終わったのですが、3戦目の前走は距離を一気に短縮した1400m芝の安土城ステークスで見事に復活の勝利を果たしました。メンバー的レベルはそこまででしたが、ここへきて短距離適性を感じさせてくれましたし、何より2歳時の実績を言えば、どの馬にも劣らないどころかレベルが1枚も2枚も違う実績馬だった訳ですから、この勝利をきっかけにさらに上昇してくることはほぼ間違いないところでしょう。

今回は1200mは初めてということですから不安もゼロではありません。しかし、中京競馬場は新装して以来、かなり能力と馬力の必要な馬場になっていますし、梅雨時期の雨模様もあって、速さだけではなく力も必要になっています。その点で、シャイニングレイは1200mは未経験ですが、それを覆すだけの能力と馬力があるはずですからやはりここの舞台は合う可能性が高いです。むしろ、まだ半信半疑であるでしょうから配当妙味もありそうです。

コンビを組む北村友一騎手は、まだG1勝利は未経験ですが、関西若手で注目されている騎手でローカルではとくに人気です。先々週の函館スプリントステークスでジューヌエコールを勝利に導きましたが、この時もしっかり馬の力を発揮させて楽勝に持ち込み巧さが光りました。ジューヌエコールもおりますが、ここはシャイニングレイとのコンビで短距離G1戦線で活躍してもらいたいという期待もあります。

今後のスプリント界の中心になる素質はあるはずですので、関西の期待の北村騎手とのコンビで重賞2勝目を勝利し、スプリントのG1路線に進んでもらいたいと思います。期待と楽しみを持ちながらレースで応援したいと思います。