【香港カップ2018予想】タイムワープ、逃げ切り連覇なるか?

アーモンドアイやルヴァンスレーヴのように連勝の止まらない馬なら馬券も買いやすいですが、大半の競走馬には当然そのような安定感はありません。また、安定感がなくとも“ハマったとき”だけ非常に強い競走馬というのも居ます。そんな、競馬ファンからすると悩ましく買いづらい馬が香港カップに出走する昨年の覇者タイムワープです。

負けるときは馬券に絡むどころか二桁着順も当たり前なのに、いざ好走したとなれば勝利してしまうというのが今年のタイムワープの戦績となっています。ハナを切ったらあとはどこまで逃げ粘れるかといったシンプルなスタイルだけに、少頭数の今回は不気味な存在です。

日本から参戦のディアドラ、サングレーザー、ステファノスなどは逃げ馬をつつくタイプでもなく、あれよあれよの間にタイムワープが逃げ切り勝ちというケースも警戒しておきたいところ。

昨年は1番人気のワーザー、2番人気のネオリアリズムが続くなか、逃げ切りで抑えて完封しているように、昨年みせていた安定感はすっかり鳴りを潜めましたが、地力は侮れないものがあり、得意の舞台やシーズンで一変して良いパフォーマンスを見せるというのもありえます。

過去、香港カップを連覇した馬はカリフォルニアメモリーのみですが、こちらも地元香港の競走馬ということで、心情的には日本馬を応援しつつも、タイムワープの逃げ切り連覇の可能性を視野に入れて馬券検討を進めてみてはいかがでしょうか。